wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

JIM SNIDERO / Urban Tales

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1. Urban Tales (6:10)
2. Midnight Dreams (6:33)
3. Oblique Street (8:25)
4. Games (8:30)
5. Confrontation (8:52)
6. Alone In A Crowd (6:30)
7. CP View (6:01)
8. Ishtar (6:31)
 
 
 
【Musicians】
JIM SNIDERO (alto sax)
TOM HARRELL (tp & flugelhorn)
MARC COPLAND (piano)
PETER WASHINGTON (bass)
JEFF HIRSHFIELD (drums)
 
Recorded at Clinton Studios, NYC October 24, 25 1991.
 
 
 
本アルバムのリーダー、ジム・スナイデロは、2003年に惜しくも解散してしまった当時の秋吉敏子ジャズオーケストラでアルト・サックスを吹いていたというから、相当な実力の持ち主なのだろう。現在でも大学で教鞭を取っていることから、ジャズの学術的理論や技術的理論などを体系的に深く追究しているミュージシャンなのであろう。
 
 
今回はそんなジム・スナイデロのリーダー・アルバム『アーバン・テイルズ』を取り上げてみた。
 
全8曲を全て自分のオリジナルで固め、トランペットにトム・ハレル、ピアノにマーク・コープランド、ベースにピーター・ワシントン、ドラムスにジェフ・ハーシュフィールドと言った円熟した実力者達を起用している。
 
 
特に天才トランペッターのトム・ハレルは、持病と闘いながらの演奏だというから一聴に値するだろう。
 
 
全体の印象としては、アルバムタイトル通り大都会の大人の雰囲気をほどよく醸し出しており、耳をそばだてて聴くというよりもゆったりと聴き流しぐらいが良いのかも知れない。
 
 
何しろ、それぞれのミュージシャンの円熟味がそれぞれの演奏に表れているのが評価出来る。