wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

シックス・ピーシズ・オブ・シルヴァー / ホレス・シルヴァー・クインテット

イメージ 11. クール・アイズ
2. シャール
3. カムフラージュ
4. エンチャントメント
5. セニョール・ブルース
6. ヴァーゴ
7. フォー・ヘヴンズ・セイク

<ミュージシャン>
ドナルト・バード(tp)
ハンク・モブレー(ts)
ホレス・シルヴァー(p)
ダグ・ワトキンス(b)
ルイス・ヘイズ(ds)

1956年11月10日録音



全7曲のうち6曲をシルヴァーのオリジナルで固めたこのアルバムは、ホレス・シルヴァーのピアノ・トリオをバックにドナルト・バードのトランペットとハンク・モブレーのテナーを配したクインテットの演奏が楽しめる。


ホレス・シルヴァーというとどうしてもファンキーな演奏を思い浮かべてしまうが、このアルバムはバッピーな中にファンキーさを加味したスイング感が味わえる。


また、2曲目の「シャール」と7曲目の「フォー・ヘヴンズ・セイク」はしっとりとしたバラード奏法で、才能を如何なく発揮しているシルヴァーを聴き取ることが出来る良い演奏だ。


5曲目の「セニョール・ブルース」ではドナルド・バードの伸びのある溌剌としたトーンが聴ける。

ハンク・モブレーも落ち着いた演奏でこのような演奏は得意げだ。