wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

広瀬未来のデビューアルバム『ア・デイ・イン・ニューヨーク』

イメージ 11. THE INTERRUPTER
2. RETRO PORT
3. HIGHWAY ROBBERY
4. RIVER BREEZE
5. MIGRAINE
6. FLY ME TO THE MOON
7. 61-17
8. LAKE CHAMPLAIN


<personnel>
広瀬未来 (Tp)
ザヴィエ・ペレス (Ts)
リック・パーカー (Tb)
百々徹 (Pf)
エイダン・オドネル (B)
ジェローム・ジェニングス (Ds)

2009年12月13,14日、ニューヨークにて録音



私が愛読している関西ジャズまるごとポータルサイト『ジャズやねん関西』の記事を読んで、是非とも聴

いてみたいと思って購入してしまった。


このアルバムは4月20日に発売されてもう1ヶ月が経ってしまったが、先ず第一にジャケットの青と黒

との配色が良く調和が取れており、ニューヨークの町並みを見下ろすかのようにトランペットを吹いてい

る広瀬未来氏の緊張感が良い。まるで大都会のニューヨーク全体にトランペットの音色を聴かせているか

のようだ。

まさに、タイトル通りのジャケットに仕上がっている。


広瀬未来氏のプロフィール(オフィシャルサイトより):

1984年生まれ。トランペットを嶋本高之に師事。
2000年「関東スチューデントジャズフェスティバル」で個人賞を受賞。
2002年中山正治ジ    ャズ大賞受賞。
2003年19歳で単身NYに渡り、ウェス・アンダーソン(as)、ドナルド・エドワーズ(ds)、ジャリール・ショウ(as)、百々徹(p)、早間美紀(p)などと共演。また、アンディ・ガスリー(vo)や、塩田哲嗣(b)率いる「SFKUaNK」のレコーディングにも参加。
2006年帰国、日本各地のライブハウスで演奏。関西ジャズシーンでは若手リーダー格として、イベントやコンピレーションアルバムをプロデュース。
2008年再びNYに活動拠点を移す。自己のバンドや「Primordial Jazz Funktet」、「Valery Ponomarev Jazz Orchestra」、「Blackbirds & Bullets」などのバンドで活動するほか、ベイ・シュー(vo)のアルバム「You Are So Beautiful」にも参加。また「Pedro Giraudo Jazz Orchestra」では「マカオインターナショナルミュージックフェスティバル」に出演、2009年春にはペドロ•ジラウド(b)本人を日本に招聘、大成功を収める。2009年中旬からはサルサバンド「La Ecxelencia」にも参加、世界各地のミュージックフェスティバルにも出演を重ねる。その他、R&Bシンガーのロブ・ムラットや、ラッパーのブリッツ・ジ・アンバザダーのサポートもつとめる。
2010年、満を持して待望のデビューアルバム「A DAY IN NEW YORK」をリリース。



なお、『ジャズやねん関西』5月号でも紹介されているが、「All About Jazz」編集長のローレンス・ド

ナヒュー氏やアルトサックス奏者のジャリール・ショウ氏などから絶賛されている。




アルバム全8曲の内、「FLY ME TO THE MOON」を除く7曲をオリジナルで固めたことは、今年で26歳の

作曲者でもありアレンジャーでもある広瀬未来氏の多彩な才能の片鱗を感じさせる。



フロントに3管(トランペット、テナーサックス、トロンボーン)を配したセクステットの演奏は実に迫

力がある。これが新進気鋭の若者のはちきれんばかりのジャズなのだろうか。


♪是非ともライヴを聴いてみたい♪



オフィシャルサイト:http://mikimusic.exblog.jp/