wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

バード・イン・パリ Vol.1 / ドナルト・バード

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1. DEAR OLD STOCKHOLM
2. PAUL'S PAL
3. FLUTE BLUES
4. RAY'S IDEA
5. THE BLUES WALK

<Personnel>
Donald Byrd (tp)
Bobby Jasper (ts,flute)
Walter Davis Jr. (p)
Doug Watkins (b)
Art Taylor (ds)

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Recorded October 22, 1958 at the Olympia in Paris.


ドナルト・バードと言えば、「フエゴ」しか思い出せないジャズマニアであるが、このアルバムを聴いてまたドナルト・バードのファンになった。

このアルバムは1958年10月22日にパリのオリンピアという大きなホールで演奏されたライヴ・アルバムだが、スタジオ録音とは違って観客の反応が直接伝わり、お互いの即興感をより高めるという臨場感があり良い出来上がりとなっている。

一曲目ではダグ・ワトキンスのベースを十分フィーチャーしており、2曲目ではウォルター・デイビス・ジュニアーのピアノをふんだんに取り入れて、3曲目はボビー・ジャスパーのフルートをフィーチャーして聴衆を飽きさせない構成となっている。
4曲目のレイズ・アイデアではウォルター・デイビス・ジュニアーのピアノを堪能できるのが良い。

最後の曲はクリフォード・ブラウンの名曲を取り上げているが、ドナルト・バード・クインテットがここぞとばかり、はちきれるほどにのりのりの演奏をしているのが聴き応えだろうか。