1960年4月25日録音
先ず、このアルバムはベース抜きでギターとテナー・サックスをフィーチャーしたカルテット演奏で、テナーのスタンリー・タレンタインを思う存分前面に押し出している。
もともとオルガンとギターの組み合わせは心地よく、これまで特にグラント・グリーンの演奏は興味深く聴き込んできた。
また、このアルバムではギター奏者のケニー・バレルも静かに憎いくらいのブルージーなインプロヴィゼーションを聴かせてくれており、文字通りこのカルテットの演奏をミッドナイト・スペシャルで吹っ飛ばして聴いてしまった。
同じミュージシャン達で演奏した『バック・アット・ザ・チキン・シャック』も聴いてみたい。