wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

ミッドナイト・スペシャル / ジミー・スミス

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1. ミッドナイト・スペシャ
2. ア・サトル・ワン
3. ジャンピン・ザ・ブルース
4. ホワイ・ワズ・アイ・ボーン
5. ワン・オクロック・ジャンプ

 

<ミュージシャン>
ジミー・スミス(organ)
スタンリー・タレンタイン(tenor sax)
ケニー・バレル(guitar)
ドナルト・ベイリー(drums)

 

1960年4月25日録音



12月となって何かと気忙しくなり、雰囲気的にじっくりとオルガンジャズを聴いてみたい気分になった。久し振りにオルガン奏者ジミー・スミスの『ミッドナイト・スペシャル』を紐解いてみた。


先ず、このアルバムはベース抜きでギターとテナー・サックスをフィーチャーしたカルテット演奏で、テナーのスタンリー・タレンタインを思う存分前面に押し出している。

 

もともとオルガンとギターの組み合わせは心地よく、これまで特にグラント・グリーンの演奏は興味深く聴き込んできた。


オルガンはファンキーな一面を感じさせながら何か神聖な心持ちになるから不思議だ。それもこれもジミー・スミス演奏家だけの能力では無く、コンポーザーとしての魅力を如何なく発揮しているからに違いない。

 

また、このアルバムではギター奏者のケニー・バレルも静かに憎いくらいのブルージーインプロヴィゼーションを聴かせてくれており、文字通りこのカルテットの演奏をミッドナイト・スペシャルで吹っ飛ばして聴いてしまった。


同じミュージシャン達で演奏した『バック・アット・ザ・チキン・シャック』も聴いてみたい。