コヒガンザクラとカンヒザクラ

今朝は散歩がてら、浦安で液状化現象の被害があった海楽地区から境川に沿って富岡二丁目のニッセイ研修センターまで行ってきた。

海楽地区ではいたるところの道路に地割れが起きており、液状化によって湧き出た泥を土嚢に入れて積んであった。また、湾岸道路を越えた美浜の戸建住宅地区では、家の周りを湧き出た泥の土嚢で固めてあった。

富岡地区側の境川に沿っての歩道は、全般に渡って液状化による亀裂によって段差ができており、護岸も外側に傾いているため片側を通行止めにしている。反対側の歩道もデコボコしていて歩くのも困難なほどである。

いつもであれば、この時期には沢山の桜見物客でにぎわっている富岡二丁目のニッセイ研修センターも液状化の被害を受けており、駐車場には沢山の泥が山積になっていた。

皮肉なものだが、こんな状況でもニッセイ研修センターのコヒガンザクラやカンヒザクラはきれいに咲いていた。

自然とは何ともむごいものだ？