最近とみに気になっているのが、電車の発車ベルとアナウンスだ。
電車の到着アナウンスや発車ベルの音が聞こえると、皆こぞって走り出すのは不思議だ。
例によって駅員のアナウンスでは、機械的に走らないでと言ってはいるが、現実じゃそうは行かない。
たが、東武線では発車のベルは鳴らない。発車の時間になると、ただするすると滑り出ていくだけだ。
そこで、発車のベルやアナウンスが必要なのかどうか考えてみた。
発車のベルは何故必要なのかを考えて見たときに、そういえば、昔から発車のベルを聞いて乗り降りして
いたのを思い出した。昔韓国ソウルに仕事で駐在していた時に、電車の発車ベルが鳴らないので違和感を
覚えたことがあったが、日本では基本的に発車ベルを鳴らしていたのだ。
発車ベルは、乗客の安全を考えて鉄道(地下鉄)側が主体的に発車の合図として鳴らしたものだと解釈し
ているが、最近それが裏目に出ているように思えて仕方が無い。
ひどい場合は、電車の到着アナウンスが改札で聞こえて来るや否や走り出していく人がいる。発車ベルが
なっただけでわけもわからず走り出す人がいる。しかも階段で・・・
駅構内でよく走っている人を見かけるが、これは危ないからやめた方がいい。走っている人はどちらに向
いて来るかわからないからだ。しょっちゅうぶつかっているところを見かける。
もし発車ベルをやめたらどうだろうか。何かのんびりとして良いかも知れない。
「狭い日本、そんなに急いで何処行くの」という言葉があったことを思い出した。