wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

秋吉敏子60周年記念チャリティー・コンサート

日本が誇るジャズ・ピアニスト、秋吉敏子さんがデビュー60周年だという。
この音楽生活60周年を記念して2006年12月4日、東京赤坂のサントリーホールでチャリティー・コンサートを開いた。
そのコンサートの模様をテレビで放映していたので録画してみた。
秋吉さんいわく、日本が国連に加盟してから50年、秋吉さんが渡米してからちょうど50年。
秋吉敏子さんの米国音楽生活が日本の国連活動と同じ歩みをしてきたのは何かに因縁だろうか。

鼓の堅田喜三久氏とコラボした「孤軍」でのルー・タバキンと大鼓、小鼓の掛け合い、和太鼓の林英哲氏を迎えた「ドラム・コンファレンス」は非常に見応え、聴き応えがあった。

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以後、秋吉敏子さんのプロフィール

秋吉敏子さんは、旧満州生まれで日本に引き上げ後、九州の駐留軍ジャズクラブでピアノ演奏を始め、上京後
1951年渡辺貞夫を加えコージー・カルテットを結成。1953年ノーマングランツ来日時に、その卓越したピアノをオスカー・ピーターソンに認められ、グランツの手で初録音を果たしアメリカのジャズ・シーンに紹介され注目を浴びる。1956年1月バークリー音楽院に奨学生として渡米。56年、57年とニューポート・ジャズ・フェスにも出演、一躍注目の存在となる。59年チャーリー・マリアーノ(alt sax)と結婚(Monday 満ちるの父)。
以後チャーリー・マリアーノ(サックス奏者、前夫)、チャールス・ミンガス、ルー・タバキン(サックス奏者、現夫)らと活動。73年にトシコ~タバキン・ビッグ・バンドを結成。数々の名演、名盤を世に残し、人気と地位を獲得していった。代表作として74年発表の『孤軍』、76年の『インサイツ』などは、モダン・ジャズの金字塔として世界中で評価されている。1997年秋のの褒章(紫綬褒章)受賞。1999年『国際ジャズ名声の殿堂(International Jazz Hall of Fame)』入り。
2003年11月30年間続けたJazz Orchestraを解散。原点であるピアニストの活動を再開。2004年から精力的に活動を続ける。現在もニューヨークを拠点に活動中。
日本が誇る世界的ジャズ・アーティスト。

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