wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

ファースト・レコーディング / グラント・グリーン

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1. Dog It
2. But Beautiful
3. Caravan
4. All The Gin Is Gone
5. Sunkenfoal
6. Laura
7. Myra
8. All The Gin Is Gone(alt take)
9. Sunkenfoal(alt take)
10. You Go To My Head(b-track)
11. Black Forrest(b-track)
12. What's New?(b-track)
13. These Fooligh Things(b-track)
14. Black Forrest(alt take)(b-track)
15. What's New?(alt take)(b-track)
 
<Personnel>
Grant Green (guitar)
Jimmy Forrest (tenor sax)
Harold Mabern (piano)
Gene Ramey (bass)
Elvin Jones (drums)
 
Recorded at New York, on 10th and 12th December,  1959
 
 
これまでグラント・グリーンは1931年6月6日生まれと云われていたようだが、正確には1935年6月6日に米国ミズリー州セントルイスに生まれ、1979年1月31日に亡くなっている。
 
生前彼が言っているように、一番に影響を受けたのがチャーリー・パーカーで、ギタリストではチャーリー・クリスチャンは別格としてケニー・バレルなどに傾倒して行ったようだが、中でも特にジミー・レイニーのインプロヴィゼーションスタイルが好きだったようだ。
 
彼の演奏スタイルは何でもござれで、ブルース、ゴスペル、リズム&ブルース、ブギウギ、ロックンロールなど、ありとあらゆる演奏をこなせたようだ。
 
 
ところで、このアルバムはグラント・グリーンの初レコーディングで、ジミー・フォレスト・バンドの一員として若干24歳のグリーンが脂の乗り切った演奏を披露している。
 
特に、2曲目の「バット・ビューティフル」などはグリーンの独り舞台で、貫禄のバラード・プレイが楽しめるのが良い。しかし、演奏時間が4分14秒と少々短いのが惜しい気がした。