wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

ジェリー・マリガン・カルテット

イメージ 11.バーニーズ・チューン
2.ウォーキン・シューズ
3.ナイツ・アット・ザ・ターンテーブル
4.木の葉の子守唄
5.フレネシー
6.フリーウェイ
7.ソフト・シュー
8.アーント・ユー・グラッド・ユーア・ユー
9.アイ・メイ・ビー・ロング
10.アイム・ビギニング・トゥ・シー・ザ・
ライト
11.ザ・ニアネス・オブ・ユー
12.二人でお茶を
13.アッター・ケイオス #1
14.ラヴ・ミー・オア・リーヴ・ミー
15.ジェル
16.ダーン・ザット・ドリーム
17.スイングハウス
18.アッター・ケイオス #2
 
≪パーソネル≫
(1)〜(8)ボブ・ホイットロック(B)、チコ・ハミルトン(DS)
(9)〜(18)カーソン・スミス(B)、ラリー・バンカー(DS)
 
録音:(1)〜(8) 1952年8月、10月
    (9)〜(18)1953年4月
 
 
 
このアルバムは、いわゆるウェスト・コースト・ジャズの醍醐味とでも言おうか、イースト・コースト・ジャズとは一線を画する試みを行なったジェリー・マリガン・カルテットの演奏である。
 
それはピアノレスの演奏でフロントにトランペットとバリトン・サックスの二管をあしらった新しい試みであった。
 
しかも、それまでのバリトン・サックスの重い(重厚な)雰囲気を払拭し、軽く(親しみやすい)演奏が聴けるところがありがたい。
 
二管の音の響きはもう言うまでもないが、特にこのアルバム全般に渡るベースの音が地味だけれど心地よい。