wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

LEFT ALONE ’86

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1.レフト・アローン
2.ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド
3.オール・オブ・ミー
4.キャット・ウォーク
5.ラヴァー・マン
6.マイナー・パルセーション
7.グッド・モーニング・ハートエイク
8.オール・アローン
9.スーパー・オクラ・ブルー
10.レフト・アローン (別テイク)

 

≪パーソネル≫
マル・ウォルドロン(p)
ジャッキー・マクリーン(as)
ハービー・ルイス(b)
エディー・ムーア(ds)

 

1986年9月1日、五反田簡易保険ホールにて録音




市川正二氏のライナーノーツによると、このアルバムは、マル・ウォルドロンジャッキー・マクリーンがちょうど来日していた時期の1986年9月1日、五反田簡易保険ホールにて録音されたそうだ。当時はレーザーディスク用のビデオ撮影とLP・CD用のレコーディングが同時に行われた。そして、これが3回目の共演となったアルバムだ。

 

第1回目の共演アルバム『レフト・アローン』ベツレヘム
第2回目の共演アルバム『ライク・オールド・タイムズ』ヴィクター盤
第3回目の共演アルバム『レフト・アローン’86』キング・レコード盤



実際に聴いてみると、やっぱり『レフト・アローン』は聴き応えがある。特に円熟した二人の演奏はうっとりとして聴きこんでしまった。

 

このアルバムを通して、今回改めてビリー・ホリデイが作詞したと言われる詩をかみしめてみた。



Where's the love that's made to fill my heart
where's the one from whom I'll never part
first they hurt me, then desert me
I'm left alone, all alone

 

Where's the hours I can call my own
there's no place from where I'll never roam
town or city, it's a pity
I'm left alone, all alone

 

Seek and find they always say
but up to now, it's not that way

 

Maybe fate has let him pass me by
or perhaps we'll meet before I die
hearts will open but until then
I'm left alone, all alone

 




この詩を読む限りビリー・ホリデイは孤独な人だったのだ。
しかも、この曲を聴かないでこの世を去ってしまったのだ。