いま文春文庫が面白い!!
全体的な内容は、ゲームやネットが大人たちを含めて子供や若者たちにどのような悪影響
を及ぼして来たかを、海外を含める数多くの文献や実証データを基に細かく分析したもの
となっている。
を及ぼして来たかを、海外を含める数多くの文献や実証データを基に細かく分析したもの
となっている。
著者は、「本書を執筆するに至った一つの理由は、冒頭にも述べたように、少年犯罪の問題の根底に横たわっている原因を探ろうとしたことにあった。だが、もう一つの理由は、もっと普通の子どもたちや若者たちにみられる、何とも不甲斐なく悲しい状況に、やり場のない思いを抱いていたことであった。」と言っている。
このゲームやネットは薬物やギャンブルよりも怖いという。いわゆる慢性中毒症となっていることが怖いのだ。これを「子供部屋に侵入した麻薬」とまで言い切っている。