wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

菅野邦彦トリオ+1 "ラブ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング"

菅野邦彦のアルバム「菅野邦彦+1 "ラブ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング"」でもやはり「枯葉」を演奏している。このアルバムはトリオにコンガを加えたもので、トリオの魅力と同時にコンガの魅力をも引出している。前回の東京厚生年金小ホールでのトリオとは別な顔ぶれだが、コンガはどちらもスガチンの大好きな小川庸一である。

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何はともあれレコードを聴いて見る事にする。

<A面>2曲目のオータム・リーブス(枯葉)は「菅野邦彦イン・コンサート」のそれとは大違いで解釈の違いがはっきりと出ていた。どちらかというとイン・コンサートの乗りに軍配を上げたいが、これがジャズの醍醐味で甲乙つけがたい。

ジャズ評論家いソノてルヲ氏いわく、「菅野邦彦トリオは、ウィントン・ケリーのスイング感とガーナーの洒脱さと、ピーターソンの迫力を足して、それに日本のわび、さびをふりかけたピアノ・トリオということができる。」何故かうなずける。


"ラブ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング"
菅野邦彦トリオ+1
<A面>
1. ラブ・イズ・ア・メニー・スプレンダード・シング"
2. オータム・リーブス(枯葉)
3. ブルース・フォー・ウィントン・ケリー
<B面>
1. パディト

菅野 邦彦(ピアノ)
小林 陽一(ベース)
高田光比古(ドラムス)
小川 庸一(コンが)

Recorded March 22,1974
At Toshi Center Hall, Tokyo