wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

レイ・ブライアント・プレイズ No.1

youtu.

 

レイ・ブライアントの最大のヒット・アルバムにしてピアノ・トリオの大傑作と評されるCDを見つけて来ました!

1959年10月29日、11月5、6日の録音で、名だたるジャズ・ミュージシャンのオリジナルを取り上げている名盤である。

っと聞いては買わざるを得ない!

私はそのオリジナルを全て聴いているわけじゃないが、レイ・ブライアントの感性を通して素晴らしい演奏を聴けるのはこの上ない幸せだ!

 

<曲目>

1.デロネェのジレンマ

2.ブルー・モンク

3.ミスティ

4.スニーキング・アラウンド

 

<パーソネル>

レイ・ブライアント (ピアノ)

トミー・ブライアント (ベース)

オリヴァー・ジャクソン (ドラムス)

 

1959年10月29日、11月5,6日録音

レイ・ブライアント・トリオ No.2

youtu.be

 

MJQでおなじみの「ジャンゴ」は、約一分強の静かなイントロからちょっと溜めてテーマに入る瞬間が絶妙で、その後はアイザックスに寄り添うように語りかけていて面白い。
ザ・スリル・イズ・ゴーン 」はブライアントの柔らかいピアノから始まるが、少々もの憂げで叙事詩的なところが、我々日本人に好まれる条件となっているのだろうか。
「ダフード」はクリフォード・ブラウンの作曲だが、ブライアントは楽しさあふれんばかりにスイングしており、スペックス・ライトのブラシ捌きも楽しめる。
最後の「ソーナー」のイントロはどこかで聴いたような記憶があるが、ピアニストのジェリー・ウィギンスとソニー・クラークの作曲だという。モダン・ジャズのスタンダードをこなしているブライアントにしてみれば、ピアニストの曲はさすがもお手の物で、難なくスインギーにこなしている。

 

<曲目>

1.ジャンゴ

2.ザ・スリル・イズ・ゴーン

3.ダフード

4.ソナー

 

<パーソネル>

レイ・ブライアント (ピアノ)

アイク・アイザックス (ベース)

スペックス・ライト (ドラムス)

 

1957年4月5日録音

レイ・ブライアント・トリオ No.1 

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<曲目>

1.ゴールデン・イアリングス

2.エンジェル・アイズ

3.ブルース・チェンジス

4.スプリッティン

 

<パーソネル>

レイ・ブライアント (ピアノ)

アイク・アイザックス (ベース)

スペックス・ライト (ドラムス)

 

1957年4月5日録音

 

レイ・ブライアントのCDは、これを含めてたった二枚しかもっていないが、何度聴いても飽きの来ないアルバムである。
これはあまりにも有名なアルバムなので、試聴後の感想なんて言い尽くされているとは思うが、一応私なりに感じた印象を書き連ねておく。
どちらかというとブルージーな弾き方で地味なブライアントではあるけれど、一度曲を弾き始めると、そのインプロヴィゼーションは目を見張るものがあり、どうしても引き付けられてしまう。
のっけから始まる「ゴールデン・イヤリングス」はなぜか気品があり、気負いなどは微塵も感じられず、ただ淡々と演奏している中に哀愁を醸し出しているから不思議だ。これが業師という所以だろうか。いわゆるBGMとして聴き流してもよいくらいだ?っというとブライアントに失礼だろうか。
「エンジェル・アイズ」は3分19秒という短い曲の中に、ブルージーをぎゅーっと凝縮したかのような味わいをも感じるのは、もうまさにブライアントの真骨頂だろう。
「ブルース・チェンジズ」と「スプリッティン」はブライアント作曲だが、ミディアムアップテンポな「 スプリッティン」も聴きごたえがある。ブライアントの流れるようなピアノタッチが聴かせどころだが、バックを支えていスペックス・ライトのドラムとのやり取りも交え、心地よくスイングして格別だ。

 

The beginning and the end  No 1 / Clifford Brown

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このタイトル通りの演奏で、トランぺッターのクリフォード・ブラウンの初期のはつらつとした演奏が聴ける🎵

 

<曲目>

1. I Come From Jamaica

2. Ida Red 3. Walkin'

 

<Personnel>

No.1-2

Clifford Brown (trumpet) and Chris Powell and His Blue Flames Recorded in Chicago, March 21, 1952

No.3

Clifford Brown (trumpet), etc Ziggy Vines, Billy Root (tenor sax) Recorded in Philadelphia、June 25, 1956

クラブハウス No.2 / デクスター・ゴードン

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<曲目>

1.デヴィレット

2.レディ・アイリス・ビー

3.ジョディ

 

<パーソネル>

デクスター・ゴードン (テナー・サックス)

フレディ・ハバード (トランペット)

バリー・ハリス (ピアノ)

ボブ・クランショー (ベース)

ビリー・ヒギンズ (ドラムス)

 

1965年5月27日録音

クラブハウス No.2 / デクスター・ゴードン

youtu.be

 

<曲目>

1.デヴィレット

2.レディ・アイリス・ビー

3.ジョディ

 

<パーソネル>

デクスター・ゴードン (テナー・サックス)

フレディ・ハバード (トランペット)

バリー・ハリス (ピアノ)

ボブ・クランショー (ベース)

ビリー・ヒギンズ (ドラムス)

 

1965年5月27日録音