wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

WHEELIN' AND DEALIN' / WESS/COLTRANE/QUINICHETTE

イメージ 1 1. 昔はよかったね
2. ホイーリン(テイク2)
3. ロビンズ・ネスト
4. ディーリン(テイク2)
5. ホイーリン(テイク1)
6. ディーリン(テイク1)

【パーソネル】
フランク・ウエス(フルート、テナー・サックス)
ジョン・コルトレーン(テナー・サックス)
ポール・クイニシェット(テナー・サックス)
マル・ウォルドロン(ピアノ)
ダグ・ワトキンス(ベース)
アート・テイラー(ドラムス)

1957年9月20日録音


久しぶりにこのCDを聴いてみたが、フロントに3本のテナー・サックスを配したセクステットの演奏で、それぞれの特徴ある持ち味を発揮していて、結構楽しめるアルバムとなっている。このメンバーは、その当時のプレスティッジを代表するオールスターズであり、見事にハード・バッピーな演奏を聴かせている。

特に、テナー・サックスを吹いているフランク・ウエスのフルート演奏に勢いがあり、随所に光っていてたまらなく好きだ。

また、ピアノのマル・ウォルドロンの演奏も自由闊達で、自作のホイーリンやディーリンなどでは、まるで水を得た魚のようにピチピチとしていて、リラックスした中にグルーヴィーな心境を思う存分聴かせくれる。

3曲目の「ロビンズ・ネスト」ではベースのダグ・ワトキンスのベース・ソロをフィーチャーしており、若干28歳で亡くなったワトキンスの技が堪能できる。