wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

初めての青森旅行(第十弾)♪♪

さて、小説「津軽」のモデルとなった「たけさん」の登場です。

私は残念ながら小説「津軽」を読んでいませんでしたので、現地へ行って初めて「たけさ

ん」の存在を知り感激しました。

ガイドさんが言っていましたが、この小説「津軽」の中で、太宰治は本当の自分の素直な

気持ちをさらけだしたのだと。

「たけさん」は12歳から17歳までの5年間、2歳から6歳までの太宰治(津島修治)

を子守として教育した。


ここは青森県北津軽郡中泊町大字小泊字砂山の小説「津軽」の像記念館だ。

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小説「津軽」のなかで運動会を見ている「たけ」と再会した太宰
うつむいて、「たけ」さんの胸中を察した太宰の心持がよく表現されている

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小説「津軽」の一説が文学碑なっている


さあ、急がないと津軽三味線会館での11時からの津軽三味線の演奏に間に合いません。

隣には太宰治の生家「斜陽館」がありますが、時間がないのでとるものもとりあえず三味

線会館へと滑り込みセーフでした。

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三味線では有名な演奏家らしく、東京まで行って賞を取ったようです
青森県の代表的民謡四曲を聴きました
津軽じょんがら節、津軽あいや節、津軽小原節、津軽よされ節
http://www.goshogawara.net.pref.aomori.jp/16_kanko/syami/syamikaikan.html


食事をしてから斜陽館を見学しましたが、まあ当時としては青森県下屈指の大地主であっ

たことが随所に現れています。何不自由のない恵まれた生活も津島修治にとっては、自分

の気持ちのやり場のない場所だったのだろうか?

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何かを考えさせられる斜陽館ではある