さて、小説「津軽」のモデルとなった「たけさん」の登場です。
私は残念ながら小説「津軽」を読んでいませんでしたので、現地へ行って初めて「たけさ
ん」の存在を知り感激しました。
気持ちをさらけだしたのだと。
「たけさん」は12歳から17歳までの5年間、2歳から6歳までの太宰治(津島修治)
を子守として教育した。
隣には太宰治の生家「斜陽館」がありますが、時間がないのでとるものもとりあえず三味
線会館へと滑り込みセーフでした。
三味線では有名な演奏家らしく、東京まで行って賞を取ったようです
青森県の代表的民謡四曲を聴きました
津軽じょんがら節、津軽あいや節、津軽小原節、津軽よされ節
http://www.goshogawara.net.pref.aomori.jp/16_kanko/syami/syamikaikan.html
食事をしてから斜陽館を見学しましたが、まあ当時としては青森県下屈指の大地主であっ
たことが随所に現れています。何不自由のない恵まれた生活も津島修治にとっては、自分
の気持ちのやり場のない場所だったのだろうか?
何かを考えさせられる斜陽館ではある