wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

MOTION / LEE KONITZ

イメージ 1
1. I Remember You
2. All of Me
3. Foolin' Myself
4. You Don't Know What Love Is
5. You'd Be So Nice to Come Home To [#]
6. Out of Nowhere
7. I'll Remember April
8. It's You or No One

Personnel:
Lee Konitz (as)
Sonny Dallas (b)
Elvin Ray Jones (ds)

Recorded in New York City, August 29, 1961


リー・コニッツといえば、白人でクール・アルトの第一人者として知られているが、私自身アルバムを一枚も持っていなかった。これまで近くの図書館で「サブ・コンシャス・リー」を借りてきてはMDにダビングしたきりだった。

今回、たまたま中古CDを漁りに行ってこのアルバムを見つけたが、ドラムのエルヴィン・ジョーンズとベースのソニー・ダラスとの異色の顔合わせが面白く、購入してみた。

ライナー・ノーツを書いている岩波洋三氏は、モダン・ジャズにおけるの三大アルト奏者をチャーリー・パーカーリー・コニッツアート・ペッパーの三人を挙げており、三人共に徹底してアドリブを追求したと言っている。

このアルバムは全8曲のスタンダードを収めたものだが、4曲目、6曲目、8曲目が未発表演奏となっている。


さて、このCDを聴いてみて驚いたが、スタンダードの旋律すら演奏することなく、徹底したアドリブをクールに演奏している。まさにリー・コニッツの異色の演奏としてそのアドリブを思う存分堪能できる一枚となっている。