wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

アフター・グロウ / カーメン・マクレイ

イメージ 11. アイ・キャント・エスケープ・フロム・ユー
2. ゲス・フー・アイ・ソー・トゥデイ
3. マイ・ファニー・ヴァレンタイン
4. ザ・リトル・シングス・ザット・ミーン・ソー・マッチ
5. アイム・スルー・ウィズ・ラヴ
6. うまくやれたら
7. イースト・オブ・ザ・サン
8. イグザクトリー・ライク・ユー
9. オール・マイ・ライフ
10. 絶体絶命
11. ドリーム・オブ・ライフ
12. パーディド

<パーソネル>
カーメン・マクレイ(vo)
レイ・ブライアント(p)
アイク・アイザック(b)
スペックス・ライト(ds)

1957年3月6日(1-4,7,8,11,12)、4月18日(5,6,9,10)ニューヨークにて録音


野口久光氏のライナー・ノーツによると、カーメン・マクレイはもともとピアノの弾き語りで有名になったヴォーカリストで、ジャズ・ヴォーカルの初吹込みは30歳を過ぎてからと遅かったようだ。

女性ジャズ・ヴォーカリストと言えば、ハスキーな歌声というイメージが付きまとうし、それがまた素晴らしいと個人的には感じているが、このカーメン・マクレイと言う人の歌い方はストレート・ヴォイスで知的に歌い上げているところが良い。

また、カーメン自身がピアノを演奏している曲が4曲(1,4,8,12)収められているのも素晴らしい。

また、取り巻きのレイ・ブライアント・トリオも素晴らしいバックを務めている。当時35歳の若さで実力、人気共に最高だったミュージシャンが静かに、しかし着実にリズム・セクションに徹している。