昨日（６月７日、土曜日）の読売新聞夕刊の「よみうり寸評」で興味ある記事を見つけたので、以下に全文を抜粋しておく。
『〈譲渡、貸与を禁止します〉。たばこを自動販売機で買う際に成人認証を行うＩＣカード「タスポ」の表面にはこう印字されている◆だが、「案の定」ともいうべき出来事が。すでに導入されている福岡県のコンビニエンスストア業者は自販機にタスポをつり下げ、だれでも買えるようにしていた。自販機の売り上げが８割も落ち、苦肉の策だったようだ◆１５歳の息子にタスポを渡したとして、警察が母親を書類送検、というニュースもあった。母親は、たばこを吸わず、息子のためにタスポを取得したという◆未成年の喫煙対策は、もちろん大切だ。息子の喫煙を黙認し、タスポを渡した母親にはあきれる。が、カードの名義人以外でも、たばこを買えてしまうシステムも「？」だ。未成年の喫煙防止への効果はいかほどか◆全国導入は７月から。日本たばこ協会は「タスポを未成年に貸すのは、たばこを渡すのと同じ」として、購入者のモラルに訴える◆面倒臭そうだから、これを機に禁煙――。それも賢明な選択だろう。』
私はタバコを吸わないのだが、この「タスポ」は知っていた。
しかし、いつの世の中でも上の記事のように悪さを考えるやからがいるものだ。
しかし、いつの世の中でも上の記事のように悪さを考えるやからがいるものだ。
特に、未成年の息子に自分のタスポを渡した母親についてはどうしようもないと感じた。
