wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

ビデオからDVDへのダビング

以前ビデオテープに録画した『バード』をDVDにダビングした。
イメージ 1
以下、アマゾンの解説から:
クリント・イーストウッドが作り上げたムードと刺激的な雰囲気。そして、フォレスト・ウィッテカーによる力強く感情あふれる演奏。この2つが突出した魅力だと言える。
40年代に活躍したジャズ界の伝説、チャーリー・パーカーの伝記を映画化。麻薬におぼれたチャーリーの死亡時に、医師は彼の実年齢を数十年上回る推定年齢を出した。チャーリーの素行の悪さについてはあまり触れられていないが、当時の人種差別については勇気を持って描かれている。イーストウッドが愛情をもってこの映画に取り組んだことは明らかだ。フラッシュバックの映像の中にフラッシュバックが挿入されているのは、いささかややこしい。ビ・バップそのものを描こうとして作られているが、残念ながら当時を的確に捉えるまでには至っていない。バードを深い闇の中から救うことはできなかったバードの妻、チャンを、ダイアン・ヴェノーラが堂々と演じている。


解説では何とでも言えるが、このような一本気のプロミュージシャンに共通しているのが、時代の波に乗
りきれないことだ。特にこの作品『バード』は新しい波、ロックンロールに乗り切れなかった。いつの時代でもプロ、職人と呼ばれている人達は自分の信念というかこだわりを曲げようとしないから、時代の流れや聴衆の欲求に応えられない。でもバードはバードなりに自分の信念を持って一生懸命に生きた。
これが数年後にすばらしい評価となって現れるのだからすばらしい。マイルズ・デイビスのように時代を先取りし、時代を引っ張って行った人は稀だろう。