wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

アウト・フロント(1) / ブッカー・リトル

youtu.be

 

<曲目>

1.ウイ・スピーク

2.ストレングス・アンド・サニティ

3.クワイエット・プリーズ

4.ムーズ・イン・フリー・タイム

 

<パーソネル>

ブッカー・リトル (トランペット)

エリック・ドルフィー (アルト、バス・クラリネット、フルート)

ジュリアン・プリ-スター (トロンボーン

マックス・ローチ (ドラムス)

ドン・フリードマン (ピアノ)

アート・デイビス ( ベース) No. 1. 3.

ロン・カーター (ベース) No. 2. 4.

 

1961年3月17日、4月4日 録音

ブッカー・リトル&フレンズ(2)

youtu.be

 

<曲目>

1.コーリング・ソフトリー

2.ブッカーズ・ブルース

3.マティルデ

4.ルッキング・アヘッド (テイク4)

 

<パーソネル>

ブッカー・リトル (トランペット)

ジュリアン・プリ-スター (トロンボーン

ジョージ・コールマン (テナー・サックス)

ドン・フリードマン (ピアノ)

ジー・ワークマン (ベース)

ピート・ラロッカ (ドラムス)

 

1961年8月、9月録音

ブッカー・リトル&フレンズ(1)

youtu.be

 

<曲目>

1.ヴィクトリー・アンド・ソロウ

2.フォワード・フライト

3.ルッキング・アヘッド

4.イフ・アイ・シュッド・ルーズ・ユー

 

<パーソネル>

ブッカー・リトル (トランペット)

ジュリアン・プリ-スター (トロンボーン

ジョージ・コールマン (テナー・サックス)

ドン・フリードマン (ピアノ)

ジー・ワークマン (ベース)

ピート・ラロッカ(ドラムス)

 

1961年8月、9月録音

ブッカー・リトル(2)

youtu.be

 

<曲目>

1.ライフズ・ア・リトル・ブルー

2.ザ・グランド・ヴァルス

3.フー・キャン・アイ・ターン・トゥ

 

<パーソネル>

ブッカーリトル (トランペット)

ウィントン・ケリー (ピアノ) 1.

トミー・フラナガン (ピアノ) 2.3.

スコット・ラファロ (ベース) 

ロイ・ヘインズ (ドラムス)

 

1960年4月13,15日録音

天才ジャズ・ミュージシャンの短命

惜しまれてこの世を去っていった天才ジャズ・ミュージシャンの名前と年齢を調べてみた。死因はいろいろとあったようだが、ある一時期に必死で生き抜いたそれぞれのミュージシャンの生きざまがレコードとして残されているのは有難い!!

 

ブッカーリトル (トランペット)      23歳

スコット・ラファロ (ベース)       25歳

クリフォード・ブラウン (トランペット)  25歳

チャーリー・クリスチャン (ギター)    25歳

ファッツ・ナバロ (トランペット)     26歳

ソニー・クラーク (ピアノ)        31歳

リー・モーガン (トランペット)      33歳

ポール・チェンバース (ベース)      33歳

チャーリー・パーカー (アルト・サックス) 34歳

エリック・ドルフィー (サックス)     36歳 

ブッカー・リトル (1)

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youtu.be

 

<曲目>

1.オープニング・ステートメント

2.マイナー・スウィート

3.ビー・ティーズ・マイナー・プレア

 

<パーソネル>

ブッカー・リトル (トランペット)

トミー・フラナガン (ピアノ) 1.2.

ウィントン・ケリー (ピアノ) 3.

スコット・ラファロ (ベース)

ロイ・ヘインズ (ドラムス)

 

1960年4月13,15日録音

 

🎵🎵惜しまれて若くしてこの世を去って逝ってしまったジャズ・ミュージシャンはあまたいるが、中でもトランぺッターのブッカー・リトルは別格だろうと思う🎵🎵


🎵🎵同じような運命をたどって逝ってしまったクリフォード・ブラウンに大きな影響を受け、クリフォード・ブラウンの呪縛から逃れようと必死で独自のスタイルを追求したブッカー・リトルの、余りにも早く人生を駆け抜けた天才ミュージシャンが、同じく惜しくも若くして亡くなったベーシストのスコット・ラファロと共演しているこのアルバム「ブッカー・リトル」を聴いてみた🎵🎵

 

🎵🎵なるほど一途に目いっぱい吹いている姿が恰好よく、あまりにも急ぎすぎて吹いている感が迫ってきて目頭が熱くなった🎵🎵

ゴー・マン / ソニー・クリス

youtu.be

 

<曲目>

1. サマータイム

2. メモリーズ・オブ・ユー
3. ウェイリン・ウィズ・ジョー
4. ハウ・ディープ・イズ・ジ・オーシャン
5. ザ・ブルース・フォー・ローズ
6. ザ・マン・アイ・ラヴ
7. 本当のことがわかるまで
8. ブルー・プレリュード
9. 君去りし後
10. 降っても晴れても
11. ハウ・ハイ・ザ・ムーン
12. イフ・アイ・ハッド・ユー

 

<パーソネル>
ソニー・クリス(as)
ソニー・クラーク(p)
ルロイ・ヴィネガー(b)
ローレンス・マラブル(ds)

 

1956年2月24日、ロサンゼルスにて録音


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このアルバムは何と言ってもジャケットがいい。おみ足の素適な女性を乗せて、これからスクーターでドライブにでも行くのだろうか?「さあ、出発よ!」てな感じだろうか?

 

全12曲のうち、ソニー・クリスのオリジナル2曲を挟んでスタンダードを取り込んでいるが、アルト・サックスの持ち味を思う存分に出し切っており、ただただ感心させられる。

 

特に1曲目のサマータイムにはのっけから驚いた。強烈なそして情熱的なアルトの炸裂にわが耳を疑った。サマータイムはこのような曲だったろうか?っと思わせる作品となって仕上がっている。

 

岡崎正通氏のライナー・ノーツによれば、初来日公演直前にロサンゼルスで謎のピストル自殺を遂げているというが、日本のジャズ・ファンのみならず、世界のジャズ・ファンに惜しまれて亡くなったプレーヤーの一人と言えよう。