wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

サックス・ストーム / グランド・セントラル

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1. アキリ
 
2. ソーラー  
3. インパーフェクト・ウェイ  
4. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド  
5. ジ・アウェイクニング  
6. ウィル・ビー・トゥゲザーアゲイン  
7. ドーモ・クロコダイル  
8. オール・ザ・シングズ・ユー・アー  
9. ボディ・アンド・ソウル  
10. ブルース・アップ・アンド・ダウン
 
【パーソネル】
ラヴィ・コルトレーン (テナー&ソプラノ サックス)
アントワーヌ・ルーニー (テナーサックス)
ジャッキー・テラソン (ピアノ)
サンティ・デブリアーノ (ベース)
シンディ・ブラックマン (ドラムス)
 
1992年6月1〜2日 ニューヨークにて録音
 
 
 
このアルバムのタイトルを「サックス・ストーム/グランド・セントラル」と書いたが、正式には「サックス・ストーム/グランド・セントラル フィーチャリング ラヴィ・コルトレーン&アントワーヌ・ルーニー」である。
 
 
大村幸則氏のライナー・ノーツによれば、このグランド・セントラルというグループは、サックス奏者を入れ替えて存続していくと書いていたが、このリズム・セクションであるピアノのジャッキー・テラソン、ベースのサンティ・デブリアーノとドラムスのシンディ・ブラックマンをグランド・セントラルと言うのだろう?
 
 
それはともかくとして、このアルバムではジョン・コルトレーンの息子ラヴィ・コルトレーン、ウォーレス・ルーニーの弟アントワーヌ・ルーニーの若手奏者達のサキソフォン・バトルを聴けるのがすばらしく、是非ともヴォリュームを大きくして聴いていただきたい。
 
特に4曲目の「ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド」ではアントワーヌ・ルーニージョン・コルトレーンを感じさせる演奏を聴かせてくれているのがつい嬉しくなってしまう。
 
また、ピアノのジャッキー・テラソンも陽気なラテンタッチを披露してくれており、往年のファンキーピアニスト、ホレス・シルヴァーを彷彿させるテクニックなども素晴らしい。
 
 
それにしても、このアルバムのジャケットとなっているタツノオトシゴは本当にサキソフォンに似ているなあ?