wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン

イメージ 11. スイングしなけりゃ意味ないね
2. ソフィスティケイテッド・レディ
3. アイ・ガット・イット・バッド
4. 黒と茶の幻想
5. ムード・インディゴ
6. アイ・レット・ア・ソング・ゴー・アウト・オブ・マイ・ハート
7. ソリチュード
8. キャラヴァン

<ミュージシャン>
セロニアス・モンク(piano)
オスカー・ぺティフォード(bass)
ケニー・クラーク(drums)

1955年7月21日、27日にニュージャージーハッケンサックにて録音



セロニアス・モンクは偉大なミュージシャン、コンポーザーであることは多くの人が認めることだろうが、見た目が複雑怪奇(?)で取っ付きづらいと映ってしまうことが多いだろう。

ところが、先の『セロニアス・モンクの肖像』や『ストレイト・ノー・チェイサー』などに出てくるちょっとお茶目で真面目な日常生活を観てしまうと、その印象がガラッと変わってしまったのは私だけではないだろう。

今回のCDは『セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エりントン』と題してリヴァーサイドから出されたものだが、これでモンクもスタンダードを弾くんだなっと改めて感じさせてくれたアルバムである。


モンクのピアノも良いが、ベースのオスカー・ぺティフォードとドラムスのケニー・クラークのリズミカルなバッキングを堪能できるのも良い。


更に、このアルバムのジャケットが風変わりでまた良い。これはフランスの画家アンリ・ルソーの「ライオンの食事」だというが、巨匠エリントンのナンバーを天才モンクが食ってしまったとでも言っているのだろうか?