1957年5月11日、ニュージャージーにて録音
ライナー・ノーツによれば、このアルバムでカーティス・フラーの名前が広く一般のファンに認知されたと書いてある。しかも、帯解説に「トロンボーンの新星カーティス・フラーがプレスティッジに残した意欲的なデビュー作」とあっては購入しない訳にはいかない。衝動買いではなく、昔からトロンボーンが好きだったから購入した。
当時は何と言ってもジャズの本場はニューヨークで、みんなこぞってニューヨークにやって来ては競ってて腕自慢をやっていたようだ。
また、当時のハンク・ジョーンズは彼らより10年も早くニューヨークに進出しており、ジャズの世界ではもう既に確固たる地位を確立していたと言われる。
これらのバッキングを従えてのカーティス・フラーのプレスティッジ初吹き込みとなったアルバムだが、バッキングの良さもあり、安心して演奏しているフラーの姿を想像することが出来る。
さあ~、じっくりと聴いてみよう。