<曲目>
1.ウィロー・ウィープ・フォー・ミー
2.チャンシズ・アー・フュー
3.ジャンピン・ジュピター
4.ストップ・アンド・リッスン
5.アット・ラスト
6.ソウル・ウォーク
7.ワーク・ソング
<パーソネル>
グラント・グリーン (ギター)
ベイビー・フェイス・ウィレット (オルガン)
ベン・ディクソン (ドラムス)
1961年5月22日録音
ベイビー・フェイス・ウィレットの第二作目となるこの作品だが、第一作の「フェイス・トゥ・フェイス」からテナーのフレッド・ジャクソンが抜けたオルガン・トリオ編成となっており、オルガン・ジャズの真髄を聴かせてくれる♬♬
どうしてこのようにオルガンとギターの相性が良いのだろうとつねづね考えて来たが、このアルバムに出会ってやっと分かったような気がした♬♬
ウィレットの絞り出すような高音の響きに呼応するかのように、グリーンの中高音で同じフレーズを繰り返す奏法が実に双方とも上手くマッチしており、聴いている者の心を掴まえて離さない♬♬
何しろ、演奏しているミュージシャン達そのものが、自分たちの演奏に酔って楽しんでいるかのように聴こえてくるから不思議だ♬♬
その楽しさはアルバムの満面の笑みと、三曲目の「ジャンピン・ジュピター」を聴けば良く分かる♬♬