wagamamakacchan’s blog

Music washes away the dust of every life. =Art Blakey=

トゥルー・ブルー(1) / ティナ・ブルックス

youtu.be

 

このアルバムはティナ・ブルックス唯一のリーダー・アルバムといわれているが、当時ちょうど6日前に『オープン・セサミ』を録音した同じメンバー、フレディ・ハバードサム・ジョーンズの他にピアノのデューク・ジョーダンとドラムスのアート・テイラーを迎えてクインテットでの録音となったものだ。

全6曲のうち5曲にティナ・ブルックスのオリジナルを入れているところを見ると、彼のサックス奏者としての才能だけでなく、作曲家としての才能を垣間見ることができる。ブルージーなそして当時のハード・バップを思う存分に堪能できる作品であることは確かだ。 
ただ、残念なことは当時それほど評価されておらず、短命に終わってしまったことが悔やまれる。

 

<曲目>

1.グッド・オールド・ソウル

2.アップ・タイツ・クリーク

3.テーマ・フォー・ドリス

 

<パーソネル>

フレディ・ハバード (トランペット)

ティナ・ブルックス (テナー・サックス)

デューク・ジョーダン (ピアノ)

サム・ジョーンズ (ベース)

アート・テイラー (ドラムス)

 

1960年6月25日 録音